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挨拶

この秋、都市型総合芸術祭「東京芸術祭2016」が幕を開けます。

東京の芸術文化の魅力を分かり易く見せると同時に東京における芸術文化の創造力を高めることを目指しています。
また、中長期的には社会課題の解決や人づくり、都市づくり、そしてグローバル化への対応を視野にいれて取り組んでいきます。
初年度の今年は、舞台芸術のフェスティバルとして豊島区池袋エリアを中心に開催することとなりました。

国内最大規模の国際舞台芸術祭として知られる〈フェスティバル/トーキョー16〉、東京芸術劇場の国際色豊かな〈芸劇オータムセレクション〉、まち全体を舞台とし、誰もが主役になれる劇場都市を目指す豊島区の〈としま国際アート・カルチャー都市発信プログラム〉、14年の歴史をもち、今年新たに規模を拡大する〈アジア舞台芸術人材育成部門〉、この4つの事業から成っています。
時代を切り拓く先鋭的な作品から、時代を映した意欲的な作品、市民参加型や地域密着型の作品、多くの人が楽しめる作品まで、様々な演目がそろいます。

2020年東京オリンピック・パラリンピック、更にはその先まで東京に世界から人が集まり、東京の魅力を満喫できることを目指す東京芸術祭に、どうぞご期待ください。

東京芸術祭組織委員会 組織委員長
福地茂雄

事業者紹介

フェスティバル/トーキョー16

2016年10月15日(土) ~ 12月11日(日)
同時代の舞台作品の魅力を多角的に紹介し、舞台芸術の新たな可能性を追求する国内最大規模の国際舞台芸術祭。2009年にスタートし、これまでに211作品、1649公演を実施し約47万人を動員、東京で開催される国際舞台芸術祭として定着している。9回目を迎える今年は2016年10月15日(土)〜12月11日(日)までの58日間にわたって開催。ヨーロッパ現代演劇界の巨匠クリスチャン・ルパが初来日、代表作である『Woodcutters - 伐採 - 』を上演するほか、暗黒舞踏の源流ともなったドイツ表現主義舞踊の創始者の一人スザンネ・リンケが16年ぶりの来日を果たす。また、「アジアシリーズ」ではマレーシアを特集し、多様な民族、文化が混在する複雑な状況を反映した作品を紹介する。さらに“プロジェクトFUKUSHIMA!”による市民参加型イベントなど多彩なプログラムを展開する。

http://www.festival-tokyo.jp/

芸劇オータムセレクション

2016年9月30日(金) ~ 12月4日(日)
東京芸術劇場の主催事業の中でも国際色豊かで、新たな表現の扉を開く4演目が東京芸術祭に参加。ダンスでは、新しいサーカス、ヌーヴォー・シルクをベースにした舞台作品で知られるカミーユ・ボワテルの『ヨブの話―善き人のいわれなき受難 L’homme de Hus』、日本を代表する世界的なダンサー・振付家の勅使川原三郎と、ジャズミュージシャン・山下洋輔の共演による新作『up』をラインアップ。また、演劇ではいま最も注目されている演出家・熊林弘高による『かもめ』が登場。満島ひかり、佐藤オリエ、田中圭、中嶋朋子、坂口健太郎ら出演者も話題。さらに野田秀樹芸術監督が1990年に自身の劇団「夢の遊眠社」のために書き下ろした作品を、アジアを代表する演出家の一人、シンガポールのオン・ケンセンが演出する『三代目、りちゃあど』を上演する。

http://www.geigeki.jp/

としま国際アート・カルチャー都市発信プログラム

2016年9月1日(木) ~ 12月18日(日)
豊島区が誇る芸術・文化の魅力を世界に向けて発信し、まち全体が舞台の、誰もが主役になれる劇場都市「国際アート・カルチャー都市」を目指している豊島区は、次の3つのプログラムを展開する。中世日本で大流行した楽と躍りの芸能“田楽”をベースに、狂言師野村万蔵が演出する、街を舞台に繰り広げる野外パフォーマンス『大田楽 いけぶくろ絵巻』。『池袋演劇祭』は、9月の1か月間、豊島区及び近郊の劇場などで公演を行う劇団がエントリーし、公募による審査員によって演劇祭賞を決めていくユニークな演劇祭。また、フリーランスのダンスアーティストとして、ロンドンを拠点に20か国40都市以上で活動し、2012年、ロンドンパラリンピック開会式にパフォーマーとして出演した南村千里によるダンス公演が行われる。

池袋演劇祭 : http://ikebukuroengekisai.jp
大田楽いけぶくろ絵巻 : http://ikebukuroemaki.tumblr.com/
南村千里ダンス公演 : http://owlspot.jp

アジア舞台芸術人材育成部門

2016年11月18日(金) ~ 11月21日(月)
アジアの若い演劇人が出会い、共同制作を行う場として2002年に始まった「アジア舞台芸術祭」が、東京芸術祭の人材育成プログラムとして位置づけられ、新たに「アジア舞台芸術人材育成部門」と名称を変えバージョンアップ。国際交流基金アジアセンターとの共催により、多彩なアーティストの参加が実現。プロデューサーの設定するテーマのもと、3名の演出家を中心としたグループがそれぞれ小作品を制作、発表する国際共同制作ワークショップに加え、ワークショップの成果を振り返り、広く共有する「ラップアップ」を新たにプログラムに組み込む。若手アーティストの可能性を開拓するとともに、東京の舞台芸術の現状と魅力を体感してもらい、国境を越えたネットワークをはぐくむプラットフォームを目指す。前年度のワークショップで制作された小作品をフルサイズ化させる国際共同クリエーションでは、『TERU TERU! 』 (フィリピン) 、『焦土』 (台北)の2作品を上演。

http://www.butai.asia/j/

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